院長ブログ

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40年ぶりの発表会。結果は…

実は私、今年の5月から、40年ぶりにピアノを習い始めました。

先生は、子どもたちが習っている先生の息子さんで、私から見て少し「お兄さん先生」です。

幼稚園の頃に、1年ちょっとピアノを習っていたことがあるのですが、当時は全く楽しいと思ったことはなく、「ぶんぶんぶん(はちが飛ぶ)」すら上手く弾けず、ピアノを蹴飛ばしかんしゃくを起こしていたくらいのレベル。

外で遊ぶ方が断然好きだったので、ほどなくやめてしまいました。

それから20年以上経って、医学部に入り直すために通っていた予備校で仲良くなった6歳下のT君(高校サッカーで全国大会に出場するほどの体格のよい男子。現在は外科医。スポーツマンの印象とのギャップがすごい)が、

ショパンの「英雄ポロネーズ」という曲を披露してくれたのを聞いて、「すごいな~!」と心底感動し、「いつかチャンスがあればいいな…」と考えていました。

2年前に子ども達が習い始めてから、たびたび「お父さんもいかが?」と声をかけていただき迷っていたのですが、

クリニックの勤務も慣れてきたのを機に、思い切って月2回のペースで習い始めました。

当初、自分自身が発表会に出るつもりは全くなかったのですが、チャレンジしてみることに。しかしながら…

個人でトライした2曲は途中で間違えるわ、弾き直しはあるわで、目も覆いたくなるような出来。

かろうじて子どもたちとの連弾曲は、自分の担当部分をずいぶんと簡単にしてもらってぎりぎり完奏しました。

非常に“痛い”発表会ではありましたが、先生は「最後まで弾けただけでも立派」と温かい慰めの言葉をかけてくださるし、自分でやり始め、なんの強制力もないピアノは、ちょこっと弾けるようになっただけでも楽しいので、10年、20年計画で続けていければ、と思っています。

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