それでは、ワクチンを同時接種するメリットはなんでしょうか?
乳児期に打つべきワクチンは、特に早期にかかると非常に重症化する可能性がある髄膜炎(ヒブ、肺炎球菌)や、百日咳(四種混合)などのワクチンです。
そのため、できるだけ早く、お子さんにこれらの疾患に対する免疫をつける必要があります。
また、できるだけクリニックを受診する手間を省き、お子さん及び保護者の方の負担を減らす、というメリットもあります。
さらに、風邪など体調不良のために接種のタイミングを逃すリスクも減らすことができます。
(ワクチンの同時接種③へつづく)