夜尿症の定義は、「5~6歳を過ぎても、月に数回おねしょをすること」です。
そして、実に小学校低学年で約10%、小学校高学年で約5%に夜尿があるといわれています。
夜尿症の治療で大切なこと(3原則)は
①あせらず
②起こさず
③しからず
です。
よくやってしまいがちなのが、夜中に起こしてトイレに行かせることです。
この方法は、一見夜尿症がなおったように見えますが、実際にはそうではなく、寝ている時間におしっこをする習慣がつき、おねしょが治りにくくなることがあります。
また、しかると、「自分はダメなんだ」と自己評価がどんどん下がってしまい、よくありません。
それではどうすればよいのでしょうか?
次回は、具体的な対策と治療法についてまとめてみます。