お盆休み明けで、小児では新型コロナウイルス感染症の流行はやや落ち着いてきている印象があります。一方で、複数の保育園で手足口病が流行っています。
東京都感染症情報センターの情報(https://idsc.tmiph.metro.tokyo.lg.jp/diseases/handfootmouth/handfootmouth/)によると、都内全体での流行はやや山を越えたようです。しかし手足口病の特徴上、保育園のクラスで流行り始めると同じクラスの多くの子どもたちに感染してしまうため、小金井地区では保育園単位で多数の感染者が出ています。
今年の流行の特徴としては、手のひらや足の裏よりも、肘や膝の発疹が目立っている印象があります。手足口病は多くの場合は経過良好な感染症ですが、小さいお子さんでは喉の痛みにより水分が取りにくくなる場合もありますので、ご心配な場合は受診の上ご相談ください。