先日、医師会主催の「食物アレルギーホットライン」に関する講演会に参加してきました。
小金井市にお住いで、小学生のお子様をお持ちの方の中にはご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、小金井市は小平市、西東京市とともに、公立昭和病院(小平市)との間で「食物アレルギーホットライン」を運営しています。
具体的には、小学校で食物アレルギーを疑う事例がおこった時に、教職員・養護教員が公立昭和病院の小児科医師が持つ電話に直接相談し、指示を仰ぐことができる、という制度です。
実際に、平均して月に2件ほどの問い合わせがあり、必要時には「エピペン」(重篤なアレルギー症状が出た場合に使用する自己注射の名前です)の使用を指示した事例もあるそうです。
このような制度が成立するのは、何といっても常時ホットラインに対応してくださる公立昭和病院の小児科の先生方の献身のお陰であり、本当に頭が下がる思いです。