先月のブログで、「夜更かしを治すためには?(学童期以降)」という内容をまとめました。
ここでまとめた内容(例えば、「早く寝かせるためには、朝早く起こして明るい光を浴びせるのが有効」など)
については、学童期だけでなく乳児期~幼児期の子どもにとっても大切なことです。
今回はこれに加えて、特に乳児期~幼児期の「早起き早寝のコツ・注意点」についてまとめます。
1.朝7時(遅くとも8時)までに起こす。(雨戸やカーテン等を開け、明るい光を浴びさせる。)
2.午前中に散歩、外遊びなどを行い、できるだけ太陽の光を浴びて活動的に過ごす。
3.昼寝は昼食後早めに開始し、できれば15時ころまでに起こす。
(15時を過ぎたら絶対にダメ、というわけではありません。保育園に行っている方は、調整できない場合もあるでしょう。)
4.入浴は日中か、夕方までに済ませる。
5.寝る前は明かりを抑えた部屋で静かに過ごす。
(TVやゲームなど、刺激になるものを避ける)
6.パパが帰ってからお子さんが興奮するような激しい遊びをするのは避ける。
代表的なものは以上です。
以上の点を実行してみても「早起き早寝」ができない、夜泣きや夜間に起きる頻度がとても多い」、
という場合は、診察時にご相談ください。
ちなみに、以前自分の息子が1歳の頃に撮ったビデオを見ていたら、撮影時間が夜中の0時過ぎになっているのに、子どもがニコニコしながら家のなかを歩き回っている、というシーンを見つけました…
ぜひ反面教師にしてください…。