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小金井市総合防災訓練に行ってきました

昨日、東京学芸大学の敷地内で行われた「平成29年度小金井市総合防災訓練医療救護訓練」に参加してきました。

参加者は小金井市医師会の医師9名をはじめ、歯科医師、看護師、薬剤師、理学療法士、言語療法士、病院のスタッフ、小金井警察署の警察官、小金井市役所職員、自主防災会や自治会の方など、合計約70名の方が参加していました。

「小金井市を含む多摩地域に震度6強の地震が発生。多数の傷病者が発生し、桜町病院に設置された緊急医療救護所で患者さんのトリアージや搬送調整をする」という想定の訓練が行われました。

トリアージという言葉は聞きなれない方も多いかと思いますが、「災害発生時などに多数の傷病者が発生した場合に、傷病の緊急度や重症度に応じて治療優先度を決めること」です。

通常の診療時には、「いかに丁寧に患者さんを診るか」ということを重視していますが、トリアージでは「いかに多くの“助けることのできる患者さん”を選別し、救命するか」が重視されます。

したがって、まずは「歩けるかどうか」の判断で「歩行可能」の場合は、たとえ見た目が血まみれでも、ひとまず「保留群(Ⅲ)」に分類され、“後回し”とされます。

逆に、呼吸がぎりぎり出来ているレベルの人や、呼吸・循環が保たれていても簡単な指示に応じられない人などは、「最優先治療群(Ⅰ)」に分類されます。

このように、普段と全く違うモードで迅速な判断を迫られることになるので、日頃からもしもの場合に備えて訓練をしておくことがとても大切、と改めて感じました。

(参照)東京都福祉保健局のHP

http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/iryo/kyuukyuu/saigai/triage.html

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