先週の土曜日の午後、東小金井駅前こどもクリニック(以下ひがこ)と武蔵小金井駅前こどもクリニックが園医をやっている保育園(10園)の施設長さん、看護師さん、近隣の薬局の薬剤師さんと、両クリニック・ひよこ病児保育室のスタッフ9名が参加して、コロナ禍において保育園で行っている感染対策や工夫、実際に起こっている問題点などについてZoomを用いた情報交換会を行いました。
この会は、ひがこの主任看護師の声がけで昨年より始まり、今回で3回目となります。
「せっかく複数の園医をやっているので、それぞれの園の看護師や保育士の皆さんとクリニックのスタッフとのつながりを作り、より良い地域連携の関係を作っていきたい」という思いから、各園の健診に看護師も同行し、少しずつ園の皆さんとのつながりを作り、多数のみなさんが参加してくださるまでになってきました。
会では、発熱や体調を崩した後のお子さんの受け入れ基準やマスクをして口元が見せられない中で、どのように工夫をして絵本を読み聞かせしているか、今まさに保育園で困っていることなど、多岐に渡りました。
保育園の先生方は、万全の感染対策を心がけながら、一方で「子どもたちにできる限り普段通りの活動の場を確保して成長発達を促してあげたい」という強い熱意を持ってやってくださっているのが改めてわかり、お話を聞いている我々も本当に頭が下がる思いがしました。
これからも、より良い保育を実現するための貴重の情報交換の場として、この情報交換会を続けていければ、と考えています。