ブログ｜東小金井駅前こどもクリニック｜東小金井市の小児科、アレルギー科

先週の金曜日に、今年から園医をさせていただくことになった幼稚園へ、初めての健診に行ってきました。

今まで保育園の園医・健診はたくさんやってきましたが、実は幼稚園の健診は初めての経験でした。

保育園と違って、お子さんの人数が200名以上と大勢いるため、いつもクリニックの診療を手伝ってくれている若手小児科医の力を借り、2人で診察を行いました。

私は年少さん4クラスを担当したのですが、元気に挨拶をしてくれる子もいれば、部屋に入ってくる時点ですでに大泣きで、先生方に抱っこされたまま診察を受ける、という子も複数いました。

泣いて先生にしがみついている子を見ていて思い出されたのは、幼稚園時代の自分の姿。

普段診察室で話している様子（たぶん、かなりのおしゃべり…）からは「そうは見えない」、とお母様方からよく言われるのですが、何を隠そう私は幼少期からの大の人見知り、引っ込み思案でして、幼稚園の初日には、机の下に潜り込んでなかなか出てこなかった、とその昔母からよく聞いたものでした。

園庭で元気に遊ぶ子どもたちの声を聞きながらの健診は、とても穏やかでほのぼのとしたひと時でした。