6月後半から、いわゆる「夏風邪」の一つである手足口病の患者さんが増えてきています。手のひら、足の裏や口の中に発疹ができ、発熱を伴うことがあります。口の痛みで食事や水分がとりづらくなることもある感染症です。
膝やお尻、肛門周囲にも発疹がみられることが多く、見た目が派手なため、お子さんが初めてかかると心配になる保護者の方も少なくありません。
症状が治まった後もしばらく便などからウイルスが排出されるため、保育園などの集団生活では感染を完全に防ぐことは困難です。
ただ、多くの場合は自然に軽快しますので、脱水に注意しながら、十分な水分補給と安静を心がけてください。
なお、ごくまれに脳炎や心筋炎などの合併症を起こすことがありますので、意識がはっきりしない、繰り返し吐く、けいれんがある、呼吸が苦しい、顔色が悪い、ぐったりするなどの症状がみられた場合は、速やかに受診してください。
何か気になる症状がありましたら、お気軽にご相談ください。