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今日からあなたもほめ上手!?

子育てをしていると、子どもに対してついついカッとして大声で怒鳴ってしまったり、
時には手が出てしまい、後で後悔する…という経験はどのお母さんでも経験があると思います。

そこで、日ごろの子育てに役立つ、ほめ方のコツを具体例を交えながらご紹介します。
1)「ほめ上手な人」のほめ方のコツ
①気軽にほめる
⇒例えば、1時間に5回も10回もほめる。

②ほめようと思ったら直ぐにほめる

例1:10問の算数の宿題をやるのをみてあげる場合
⇒10問全部ができるまで待ってほめるのではなく、2問ずつほめると5回もほめられる。

お子さんの宿題を見る場合、多くの親御さんが「全部終わったらほめる」のではないでしょうか。
これだと、なかなかお子さんを褒めることができず、むしろ「まだ終わってないの?」とか
「よそ見をしていないで早くやりなさい!」といった、否定的なコメントをしてしまい、
お子さんのやる気をそいでしまいがちです。

一方、1問目に取り掛かったら「おっ!自分からやり始めたね。」
3問目に入ったら、「なかなかいい調子だね。」
5問終わったら「もう半分おわったの?」
7問終わったら「あと3問、頑張れ!」
最後まで終わったら「すごい!全部終わったちゃった!!」
といった具合にすると、同じ10問をやる間に何度もほめることができます。

例2:おもちゃの片付け
・お子さんが、おもちゃを(片付けようとして)さわったところで「おっ!自分で片付けられるの!?すごいね!」
・おもちゃをちゃんと棚に持っていったら「自分で棚にしまえたら、お部屋がきれいになって、ママは助かるなぁ」
・最後まで片付けられたら、「最後まで片付けられて偉いね!」
といった具合に、してほしい行動が見られたら、直ぐにほめる。
⇒繰り返すことで徐々に好ましい行動が増えてきます。

2)こどもが出きないことをできるようにするには?
①まずは手伝ってやってみる。
②手伝ってでも、できたらほめる。
③次にやるときには、手伝いを減らしてみて、できたら同じ様にほめる。

3)「もう少しがんばればうまくできるのに」といった否定的なコメントはしない。
⇒これでは「いまのままだとダメ」と言われているのと同じになってしまいます。
自分を大切にする気持ち(自尊感情)を高めるような指示でないと、よい行為を誘導できません。

例えば、「片づけしなさい」「ちらかしてはダメ」ではなく、「片づけしてくれると嬉しいな」「片づけしてね、お願い!」
のほうが指示としては有効です。

以上、いきなり全部を実行するのはなかなか難しいと思いますので、
まずは1日1回でも「すぐほめる」ことを試してみてください。

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